今日のふとす

モットーは「毎日開店」。

福里さん

たとえば、だれかにほめられたりする。

そんなとき、ぼくの場合はたいてい調子に乗ったりする。

調子に乗ってそうなんだと激しく思い込む。

そういう積み重ねがぼくにはあったのだけれど、

全然そんなことはないんじゃないか、と最近気づいたのだった。

いろんな人たちがほめてくれて、

そのおかげで支えられてきた部分はたしかにある。

けれど、どこかで勘違いしてしまっていた部分は大きいように思ったのだ。

 

才能の話をしてしまえば、

ぼくより才能がある人などゴマンといる。

そんなことでさえ、気づくまでに、

だいぶん時間がかかったような気がする。

手を抜いている場合じゃないのだ。

最初から本気でいかなければ、ついていけないだろうし、

簡単に打ちのめされる。

それはもう、だれかや何かのせいじゃなく、

じぶんにできることを精一杯やっていくしかないのである。

 

 

最近読んでいる福里真一さんの、

「困っている人のためのアイデアとプレゼンの本」がおもしろい。

CMプランナーである福里さんは、コミュニケーションが苦手で、

人と目を合わせて話をすることができない。

昨今、話題になっているような、コミュニケーション力やら人間力などを、

まったく持ち合わせていない。

にもかかわらず、すばらしいテレビCMをじゃんじゃんつくられている方である。

世の中には人とうまく関われない人たちがいる。

もしかしたらぼくだってその一人のようにも思える。

でも、たとえそういう人でも、

やり方次第で、だれかを喜ばせたりすることができるのだ。

 

飾らずに、ありのままのじぶんで生きる。

そんなこと、と思えるようなことだけど、

むつかしく考え始める人だっているだろう。

いないのかな。

ぼくはその一人だ。

でも、じぶんはこういうことが苦手だ、

ということを克服しようとするのでなく、

そんなじぶんを自覚した上で、できる生き方がある。

今のじぶんを受け入れて、できるやり方を見つける。

苦労は多いかもしれないけれど、

前に進む意志がある限り、道は開けるのだと、

福里さんは感じさせてくれたのだ。

そういう人間だと自覚した上で、

今日を自由に模索していく生き方を楽しむ。

この本を読んでいて、ずいぶんと視野が広がった気がする。