今日のふとす

モットーは「毎日開店」。

じぶんに会いに行く

バス、電車、バスと乗り換える。

乗ってる時間は40分だけれど、

待ち時間を合わせると約1時間。

それがここのところのぼくの通勤であります。

「ここのところ」と前置きしたのは、

少し前まで最初の「バス」の部分が「自転車」だったのです。

しかしながら、もう暑くて走ってられるかい、というお声が体からあったので、

最近はガンガンにクーラーの効いたバスに乗っております。

そんなわけで40分という勝手にぼくを目的地に運んでくれる時間の中で、

ずっと読書ができるというのが楽しみになっております。

 

最近読んでいた本は朝井リョウさんの小説『何者』です。

10月に映画が公開されるということもあって、

その前に読んでおこうというわけで集中して読みました。

にしても、小説やマンガが映画になることが最近は多いと感じます。

原作と映画はまったく別物だと分けて、

小説もマンガも映画にも、それぞれの魅力があるのだとぼくは思います。

つまりは、その媒体でしか表現できないことがあると思うわけです。

 

これまでいろんな小説、マンガや映画に触れてきたつもりですが、

いい悪いなんてことを比較して言うことは、だれにでもできると思っています。

大事なのはじぶんが感じたことを、考えてみることなんじゃないか。

そこからじぶんの「考える」が始まると思うのです。

違和感も共感も感じている理由を考え、

言葉にしたり、誰かに話したりすることで、

さらにわかるじぶんがあると思うのです。

様々な表現に触れて感じ考えることで、

じぶんを知ることにつながってゆくのだと思います。

 

そんなぼくの最近知った「じぶん」はというと、

たとえばたくさんの人数で行動したりするときにある、

「今これなんの時間?」みたいな、

よくわからないまま待たされていたり、

しゃべっていたりする時間。

あれが結構気になるんですよね。

行くなら行く、待つなら待つ、理由をちゃんと知った上で、

その時間を過ごしていたいと思う傾向があるようです。

そんなことをときどき感じるじぶんがいて、

そのじぶんを客観的に見ているじぶんがいる。

客観的な目線をじぶんに向けることで、そこに思いがけない発見がある。

いい悪いじゃなく、そういうものをぼくはおもしろさと捉えています。

 

じぶんの知らないじぶんはまだまだたくさんありそうです。

そんなじぶんに会いに行くためにも、

ぼくはこれからも人に出会うのかもしれませんな。