今日のふとす

モットーは「毎日開店」。

最初

じぶんが同じことについてばかり考えることは、

決して悪いことではない。

ただ同時に新鮮さを欲しているじぶんもいる。

イデアなんかにも言えるように、思いがけないジャンルとの組み合わせだったり、

考えてもいなかったところから発想だったりと、

まだ出会ったことのないものに触れることで、開かれる扉があると思うのだ。

 

だからといって、日常は日常としてある。

同じような日々に思える連続で、

新鮮さのかけらもないように感じることもできる。

だけれど、ほんとうに大切なのは、

外に新鮮さを求めることよりも、

新鮮なじぶんでいられるかどうかなんじゃないかと思うのだ。

じぶんの感覚の鮮度を保ち続ける意識こそ、じぶんを変化させることができる。

そんなじぶんだからこそ、

足を動かし、手を動かし、新しいものに触れたときに、

始まるものや生まれるものがあるのだと思う。

 

はじめましてのきもちというのは、

経験を積み重ねるほどにもちにくい。

経験することはじぶんにとって武器にもなるけれど、

そのおかげで変な思い込みができあがることだってある。

といっても「新しさ」なんてものは簡単に取り出せるものじゃない。

でも、積み重なっていく経験の片隅に、

いつかの初心も転がっているはずなのだ。

 

だれでもなんにでも、「最初」がある。

そのときの気持ちや感覚を忘れたと思っていても、

じぶんの体にはちゃんと刻まれている。

そういうことをときどきは思い出していたい。

そしてそんなじぶんでいられるなら、

見えてくる景色もまた、変わってくるんだろうね。