今日のふとす

モットーは「毎日開店」。

うそ

うそをついているかどうかは、じぶんにはよくわかる。

なんて思っていたけれど、よく考えてみれば、

じぶんでも意識していないうちに、

うそついちゃってたなんてことがある。

あとから思い出して、じぶんの気持ちとずれてることばが出ちゃってたな、

とか、思ってることと違うことを話しちゃったな、とか、

ぼくにはけっこうあります。

そういうときってのは、だいたいうまくやろうとしたときに、

やってくる気がします。

うまくやろうと意識してなくても、うまくやろうとしちゃう。

うまくやれていれば、なんだか見た目はよく見えるしね。

 

こんなことを書いているきっかけは、

糸井さんの今日のダーリンにあります。

3年くらい前から、

これおもしろいな、なんかいいなぁ、と思う糸井さんのことばを、

コピペして保存してあったのですが、それを久々に読み返していたんですね。

その中で、谷川俊太郎さんとの対談をしたあと、

糸井さんが書かれたことばがありました。

じょうずであることよりも、

うそをつかないことのほうが、

ずうっとすばらしいことなんだ

谷川さんにはそれができている。

そして、「うそをつかない」という場所にたどりつくのは簡単じゃない、

と糸井さんは書いていました。

 

うそをつかないからといって、だれにほめられるわけでもない。

よくうそをつかなかったね、なんて、

子どものころに言われたことはあったかもしれませんが、

おとなになって言われることはそうそうないですよね。

そういう意味では、ぼくを含めておとなというものは、

うそをついたり、つかれたりすることに、

慣れちゃっているところがあるのかもしれない。

そのおかげで、ビジネスやスポーツにおける駆け引きのうそだったり、

だれかのことを思っての優しさとしてのうそだったりできちゃうのがおとなだものね。

 

だからぼくは、うそをつくことがダメだとか、

すべてのうそが悪だなんて思えません。

反対に、どんどんうそついていこうぜ、とも思いません。

これからも、とっさにうそついちゃうときがくるかもしれない。

気がついたら、なんか違ったこと言っちゃってたなぁ、

なんてこともあるかもしれない。

だとしても、そんなじぶんに落ち込まず、少しずつでいいから、

ていねいに、うそをつかないようにしていきたいなぁ。

ってなわけで、谷川さんに感じた、糸井さんのことばとの再会が、

今日のふとすをつくってくれました。