今日のふとす

モットーは「毎日開店」。

みんなで生きてゆく。

ずっとずっとむかしから、この地球は、みんなで生きてきたそうだ。

生命の息吹をたたえる海も、幾重もの時代を見つめる山も、

光へ伸びる木々をたくわえる森も、それらを連綿とつなぐ川も、

まるっとみんなで生きてきた。

ティラノサウルスだって、ジャワ原人だって、桃太郎だってさ、

遠い時代のむかし話に聞こえるけれど、

けっして、じぶんと関係ないとは言い切れないんだぜ。

 

ずっとずっとむかしから、変わらず今日まで、みんなで生きている。

大空を駆ける鳥も、野に咲く花も、芝生を駆ける犬も、地に蠢く虫も、

地球の「みんな」の中にいる。

ささいなことで怒る上司も、物音にひどく敏感な隣人も、

ありのままに泣き笑う赤ん坊も、遠くの地で引き金を引く兵士も、

「みんな」をつくるひとりの「じぶん」なのだ。

 

忘れられないできごとも、忘れちまった悲しみも、

なにかで傷ついた痛みも、だれかを好きだという気持ちも、

目には見えなくても、ちゃんとあるだろう。

人間というやつは、そういう生き物らしい。

この星で生きるということは、

そういうことらしい。

 

これまでと同じようにさ、これからだって、

みんなで生きてゆくことは、

きっと変わらないんじゃないのかな。

「みんな」をつくるひとりの「じぶん」として、

ちゃんと考えて、ちゃんと感じてゆく。

その試行錯誤の先に、ぼくらの明日はやってくる。