今日のふとす

モットーは「毎日開店」。

似合わせる

久々にパーマをかけた。

いつも行く美容院の美容師さんに髪型は毎回おまかせしている。

けれど今日は初めてリクエストをしてみた。

そのリクエストが恥ずかしながら、

高良健吾くんのような髪型にしてください」というものだった。

高良くんといえば、現在絶賛月9出演中の俳優で、

ぼくも絶賛録画して欠かさず見ている。

月9自体のいつにない丁寧なつくりにも好感をもっているが、

高良くんの演技が好きだ。

その高良くんの髪型がまたなんかいい感じだなぁと思った。

そしてなぜだか、それなりに髪が伸びてきたじぶんの頭を見て、

どこまでその髪型を再現できるかやってもらいたいと思うに至ったのだ。

 

というわけで「こんな感じでお願いします」と、

ネットから探してきた高良くんの画像を美容師さんにスマホで見せた。

美容師さんは画像を見るなり、

「これにするにはちょっと髪の長さが足りないね〜」と言った。

ぼくは写真を一目見ただけでわかってしまうそのスピードに驚いた。

どうやら頭の頂点の髪の長さが少し足りないらしい。

それでも髪型を再現することはなんとかできるとのことだった。

できるのかい、とひとまず安堵した。

 

ある程度髪を切ったあと、

パーマ液をかけながら髪を巻いてもらった。

美容師さんとは、10年以上の付き合いとなるため、

様々な話題に話が飛ぶ。

美容師さんの髪が以前よりもかなり短くなっていたので、

そのワケを訊いてみた。

すると、後輩のカットモデルになっているという話を聞かせてくれた。

いろいろなことを教えてきた後輩に、

「お前の好きなようにカットしてみろ」と試させるらしい。

「カット、パーマ、カラー、何を使ってもいいけれど、

 ひとつだけ約束してくれ。その人に似合わせること」と伝えるのだそうだ。

すると、後輩はバリカンを持ってきて、迷わず髪を刈ったそうな。

「そのときはどうなることかと思ったけれど」と言って美容師さんは笑っていた。

 

ぼくが言うのもなんだけれど、

美容師さんの髪型はとても似合っていると思った。

テーマはコリアン&エッジらしいけれど、

言われてみると、たしかにそんな感じに見えてきた。

できあがったぼくの髪型もそれはすばらしい出来栄えで、

高良くんの髪型をうまくぼくに似合わせてくれていた。

人に似合わせること。

それはきっと簡単なことじゃない。

その簡単じゃないことと、

毎日向き合っているということのすごさを、

ぼくは今日初めて実感したのだった。