今日のふとす

モットーは「毎日開店」。

趣味

じぶんの趣味はなんだろうと考えたとき、

ぱっと思いつくものを挙げてみる。

読書、映画観賞、サッカー。

例えば読書だけど、

そんなに本を読んでいるのかと聞かれると、

そこまで読んでいないよなと思う。

本は好きだけれど、

ぼくより好きな人はたくさんいるだろうし、

ぼくより読んでいる人は大勢いるだろう。

趣味は決して相対的なものではないだろうけれど、

堂々と趣味だと言えるものかとじぶんに問うたならば、

自信をもってイエス!と答えることができない。

ぼくが思う「趣味といえる範疇」に、

入らない程度だと感じてしまう。

 

宮崎にいたときの知り合いに、

「一つのことを深くやらないタイプでしょ?」と言われた。

その知り合いはギターが弾けた。

そしてぼくがギターを持っているだけで弾けないことも、

弾けるために練習をしていないことも知っていた。

弾くことができれば、立派な趣味だし、

特技といってもいいだろう。

ぼくは一定のゴールにたどり着くまえに、

走り出したじぶんに酔ってしまう男なのかもしれない。

趣味を見つけるまえに、

趣味とはなんなのかを考えてしまう。

そういう不器用さをぼくは身につけていた。

 

唯一続いていたのはサッカーだった。

小学2年から始めたサッカーだけれど、

走ってばかりの練習と怒ってばかりのコーチに嫌気がさして、

毎週土日にある少年団の練習に行くことがかなり億劫になっていた。

サッカーが嫌いになっていた。

そんな想いを抱えていたのはぼくだけじゃなかったようで、

5年生から6年生になるときに、

同い年の半分の子たちが先に辞めていった。

ぼくはキャプテンに任命された。

それから気がつけば、

社会人になってもボールを追いかけていた。

決してうまいわけじゃない。

惰性で続けていたともいえる。

けれど、一緒にボールを追いかけてくれた人たちのおかげで、

すべてが純粋に楽しかった。

 

これといえる趣味がないのなら、

それを探すことをしてみようと思う。

ないことを嘆くことにつかうエネルギーを、

趣味とはなにかを考えるエネルギーを、

未体験の世界に飛び込む勇気に変えたいと思うのだ。

もちろんやったことのあることでもいい。

なにか意味がなさそうなことだっていい。

じぶんの心が動かされるような瞬間に出会いたい。

言葉にすると恥ずかしいけれど、

本気でそんなことを思うのだ。

人からの誘いごとに、

気分がのらないとかいうな。

迷うことなくのっかってけ。

行った先でできることをしろ。

そこでどうであれ、じぶんに責任をもて。

待っていても何も始まらないことは、

ずいぶん前から知っているはずなのだ。