今日のふとす

モットーは「毎日開店」。

人間らしさのいいところ

ぼくが会社から帰るころにはもうすっかり日は暮れて、

夜のとばりがおりています。

暗い家路を自転車にまたがって帰るのですが、

いたるところで違う匂いに出会います。

魚が焼けた香ばしい香りや、

スパイスが効いたカレーの食欲をそそる香りなど、

食卓の匂いがぼくの鼻までやってくる。

そこには人の営みがあって、まったくの他人であるぼくだけれど、

なぜだかうれしくなるのです。

 

家族が食卓を囲んで、同じものを一緒に食べて、みんなで笑い合う。

幸せのカタチをは人それぞれかもしれないけれど、

そんな家庭がそこかしこにあることを勝手に想像すると

胸が締め付けられるようにあたたかい気持ちになるのです。

 

そして、ぼくにも待っていてくれる人たちがいる。

だれかを待つことは、ただそれだけで人を支えているのかもしれないね。

待っていてくれる人がいるというだけで、

救われている人が世界中にわんさかいる気がする。

 

待っている人の存在に気付けないときだってある。

だけど、もしも気付いたのなら、

今度はじぶんからできることがあるのだと思います。

そうやって、人間らしさのいいところがどんどん広がっていけばいいなぁ。

 

今日もお越しいただいてありがとうございます。

わたしを待ってくれている人がきっとまだ、どこかにいる。