今日のふとす

モットーは「毎日開店」。

あなたの声が聞きたい。

今日は取材で、とある中学校に行ってきました。

学校に招かれた話し手の方のお話を、

一年生の子たちに混じってぼくも聞いていました。

その後、話がひと通り終わると質問タイムが始まります。

しかし、なかなか手が挙がらない。

 

質問が出ないことは、一般の講演会でもよくあります。

単純に恥ずかしかったり、急に聞かれると出てこないだったり、

こんな質問してもしょうがないだろうと思いこんでいたり、と

いろいろな思考によってみなさんなかなか手が挙がりません。

 

でも、その場にいた30人ぐらいの中学生のみんなは

最後には全員が質問したんです。

それはいったいなぜか。

 

実は、先生が「全員質問するまで終わりません」と

ピシャリと言ったからなんです。

そうやって追い込むと、ま、言うしかないですよね。

「なにかありますか?」

って聞いてるだけでは、何も出てこないんです。

 

この何も出てこないっていうのは、

会社のミーティングなどでも多いんじゃないかと思います。

しゃべらなきゃいけない人がしゃべって、

あとはみんな黙って聞いている。

うちの会社もそんなことはよくあります。

 

ただぼくは、

「あなたの声が聞きたい」と思います。

内容なんていらないから、なんでもいいから、

とりあえずだれもが声を出せる場、出し合える場をつくることが、

人が集まって何か話をするときに大事じゃないかと思うんです。

そういう雰囲気づくりや場づくりをしていくことのほうが、

何かを決めるとか、何かを考えることよりも優先すべきことなんじゃないかと。

 

講演会やミーティングなどの体裁を保とうとすると、

とたんにその場が固くなっちゃいます。

その場にいる人たちの「こうでなければならない」が相互に作用して、

表面的な質問タイムやミーティングの時間がただ流れていくのです。

 

そういうのを変えられるといいね。

司会をする人やファシリテーターさんの力量が問われるかもしれません。

または、参加する人がどれだけ意識的に変えていけるか。

おもしろい場であれば、おのずとおもしろいものは生まれると

思うんだけどねー。

 

今日もお越しいただいてありがとうございます。

正直、ぼくも学校で話をしたいと思ったぜ。