今日のふとす

モットーは「毎日開店」。

畳屋のお父さん

昨日の帰り道、

うちの隣りにある、畳屋のお父さんとばったり出会った。

お父さんも家に帰るとこだったらしく、

一緒に家まで歩いた。

お父さんと言っても、60歳は越えているだろう。

はつらつとしていて、とても元気な人だ。

よくお孫さんと家の前の道路で遊んでいる。

そして、よく我が家は物々交換で卵をもらう。

 

格好からしてランニングをしていたらしく、

「走られてるんですか」と聞くと、

「この格好で奥さんには内緒で、たまに飲みに行くんだ」

と言っていた。

だけど、話を聞いていると5000m、10000mの長距離走で、

世界シニアでも指折りの選手だったらしい。

話をすべて聞き取ることはできなかったが、

3割ぐらいしか聞き取れなかったが、

どうやら畳屋のお父さんは本格的なアスリートだったのだ。

 

今の畳屋の仕事は父親がやっていたので、

あとを引き継いで自分もずっとやってきたという。

「もっと他にもいろんなことをすればよかったなぁと思うときもある。

 1番は、いろいろ勉強しとけばよかったなぁと思うよ」

と話してくれた。

そして、

「一生勉強だよ。ぼくの話を聞いて、どう取るかだよね。

 先人の知恵じゃないけど」

と言って笑っていた。

 

まったくそのとおりだと思った。

受け取る側がどう受け取るかで、

メッセージは変わるし、決まる。

だからこそ、

すべてを受け止める覚悟をもって、

先人と呼ばれる人たちの話をもっと聞きたいと感じた。

 

別れ際、お父さんは言った。

「君がどんなふうにがんばっているかをぼくはよう知らんけど、

 君は君らしくがんばればいいんだよ」

胸に残る、あったかいことばだった。

 

いいことばがある1日は、ただそれだけでいい1日になる。

そう思うと、なにかじぶんにもできそうな気がするなぁ。

 

今日もお越しいただいてありがとうございます。

おもしろく生きるヒントは日常にあふれてます。